クレートトレーニングはしなくていいよ。

nyuuin

今日は個別相談を受けるときによくある質問をピックアップしてみたいと思います。

『クレートやケージに慣れておかないと、入院や災害時に困るのでないか?』
いつも自由にして、クレートにもケージにも入る練習をしていなかったら、困るのではないかという質問です。
病気をして入院をするときや災害の時に避難するときのためにクレートトレーニングをしましょうとよく言われています。

ここで声を大にしていいたいことは「クレートトレーニングはしなくていい!」と言うことです。
クレートトレーニングしなくても日ごろのコミュニケーションや工夫で困ることはありません。

病気をして入院しなければならないときは、体もつらく、病院で治療していることは犬も分かっています。
いつもクレートに慣れていれば入院中にクレートに入るストレスを軽減できるという目的でクレートに慣れる練習をしますが、慣れれば苦痛が減るのかというと疑問があります。
嫌なものや苦痛を感じるものを何度も繰り返えして、慣れたり、平気になったりした経験が私にはありません。
入院するときのためにクレートトレーニングをするよりも、入院中に何度もお見舞いに行ったり、不安にならないような手立てを考えるほうが入院中のストレスを軽減できると思います。

災害時の避難もクレートに入れて避難が一番いい方法であるとは限りません。
クレートはドアを閉めると閉じ込めることになります。閉じ込められるのはどんな動物では苦痛を感じます。
クレートトレーニングをしたことによって、ここぞというときに嫌がってクレートに入らないということもよくあります。
クレートに入らないなら一緒に歩くとか、スリングに入ってもらうとか方法はたくさんあります。

犬と一緒に暮らすことで「これをしないと困る」というものはありません。
クレートトレーニングは犬を閉じ込め、自由に動けない不満と不安で犬を覆います。
いつも心地よく暮らせるように、そして困ったことは工夫をして乗り切ると考えるとうまくいきます。surface

写真は愛犬のコンちゃんが32日間入院したときのものです。クレートトレーニングは一切していませんが、大丈夫でした。自分の状況をよく理解していました。

〇ポイント〇
クレートやケージに慣れる必要はない
トレーニングをするより、工夫をしよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です