個別相談を受けるときによくある質問をピックアップしてみたいと思います。
今回は「犬は撫でられるのが嫌なのになぜジッとしているのか?」になります。
『嫌なことしないで仲良くなろう』の記事でも取り上げたように犬はあまり撫でられるのは好きではありません。
犬が撫でてほしいときに、
犬が嫌がったり、固まったり、緊張したりしていないかをよく観察しながら優しく撫でるというのが大事なルールです。
犬はかわいいから撫でたいという気持ちがあると思います。
そこをぐっと我慢しなければいけません。「撫でて」と言われて撫でるときのうっとりした表情をみると我慢したかいがありますよ。
しかしうっかり撫でてしまった、つい癖で撫でてしまったということになってしまったときに犬は結構ジッとしています。
逃げたり、嫌がったりしている様子がないからやっぱり撫でられたいのでは?と言う気持ちになるという方が多くいますが、これは大きな誤解です。
犬は撫でられるのが嫌で固まっているだけで、とても我慢しています。
気持ちがいいときはもっとリラックスしてダランと体がなって、顔がほんわりしています。
ジッとしているときは体が緊張して顔にも力が入っています。
人間も体を急に触られたり、嫌なことをされたりしたら、体がうまく動かなかったり、固まってしまったりしませんか?
そのような状態に犬もなっているのです。
逃げないから撫でられるのが好きというのは間違いです。
触ったり撫でたりするのは「撫でて」と言われてからを徹底しましょう。
ポイント
撫でたときにジッとしているのは、我慢して固まっているから。
撫でるのは犬のリクエストがあってから。
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