ピアノの森を読んで

fuu mannga

漫画のレビューと感想を書きます。
「ピアノの森」読んで

あらすじ

主人公は一ノ瀬海は森の端で生まれ育つ。住まいの窓からつたえる木の下にピアノが放置してあり、そのピアノを幼いころから弾いていた。
小学生のとき、正解でも有名なピアニストの息子雨宮修平が転校してくる。二人は仲良くなり、雨宮修平は一ノ瀬海にはすごいピアノの才能があることを感じる。
また二人が通う小学校の音楽教師の阿字野壮介がいた。阿字野はもともと天才ピアニストであったが、交通事故により婚約者とピアニストとしての手の機能を失って失意の中にいた。
そんな阿字野と一ノ瀬海は出会い、一ノ瀬海を世界のピアニストになる夢を一緒に目指すことになる。

「森の端」は違法風俗店が立ち並び、暴力に溢れた場所だったので一ノ瀬海は不当に差別されたり、理不尽なことを要求されたりしながらも阿字野と一緒にピアノを続けていく。
一ノ瀬海の他、雨宮修平やそのほかのピアニストたちもそれぞれの境遇や思いを抱えながら自分のピアノを弾くためにピアノと自分と向き合っていく。

そして一ノ瀬海17歳のときにショパンコンクールに挑戦する。

感想

私もピアノを習っていました。
幼馴染と一緒に幼稚園のときにグループレッスンを受けていたけれど、通院や入院のためにグループレッスンについていけなくなり辞めることになりました。
でもピアノを弾きたい気持ちがあったので小学3年生のときに近くの個人のピアノ教室に通い始めました。

私の母はとてもピアノに教育熱心だったので毎日1時間以上練習することを決めていました。
そしてよほどのことがない限り、隣に座ってピアノの練習を見ていました。
ピアノの先生は3回ほど変わりました。
コンクールに挑戦したり、発表会があったりとあんまり楽しい思い出はなかったのですが、唯一ピアノを弾くとその時一緒に暮らしていた犬が私の足元に来て一緒に演奏を楽しんでくれる時間がとても好きでした。

大人になって気づいたのですが、私は楽譜があんまり読めず、弾いてもらうのを見て聞いていただけでした。

「ピアノの森」の一ノ瀬海はピアノを弾くことが大好きで、どんな難しい状況でもピアノと向き合い、自分と向き合ってすごいなぁと思いました。それを支える阿字野壮介との関係がとてもよく、師弟関係といっても対等でおごらず、恩着せず、いつも一歩引いた広い視野で一ノ瀬海自身やピアノを支えていきました。

この一歩ひいた広い視野で手助けをするってすごく難しいけれど、サポートされる側は自分の大事にしているテリトリーは守れ、困ったことがあったら必ず助けてくれるという大きな安心に包まれているのでのびのびとでき、いろんな困難に立ち向かう力も保てるのだろうなと思いました。

もうピアノは弾きたいとは思わないけど、歌を歌ったり何かしら楽器を自由に演奏してみたいなぁと思います。

私はこの「ピアノの森」で一ノ瀬海はとても魅力的なキャラクターに描かれているけれど、本当は阿字野壮介がいい!と思いました。

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