「問題行動」と考えると悪化する?!
犬の吠えや咬みつきで困っている飼い主さんが多くいらっしゃいます。
飼い主さんが困る犬の行動は「犬の問題行動」と言われ、犬にしてはいけないことを教えたり、しつけたりしないといけないと言われることが非常に多いです。
しかし、この考えは問題を悪化させ、犬も飼い主もどんどん追い詰められることになります。
犬はとても賢い
そもそも犬はとても賢く、何も教えなくても人間の様子を観察し、共に穏やかに暮らすことができる生き物です。
ではなぜ咬みつきや吠えなどが起こるのでしょうか?
それは犬に対して間違った接し方や居心地の悪い暮らしの中でどんどんストレスが溜まって、ストレスの飽和状態になっているからです。
人間もストレスが溜まると普段できることもできなくなったり、イライラして攻撃的になったりしますよね。
犬がいわゆる問題行動を起こすときはストレスで犬が潰れてしまっているということを表しています。
咬まれたり、吠えられたりして飼い主も困っていますが、本当につらいのは犬のほうです。
咬んだり吠えたりする犬は「困った犬」「ダメ犬」と言われたりしますが、どの犬も本来みんなとても穏やかで愛らしく、賢いのに多大なストレスにより歪められていると知ってください。
ストレスをなくし、快適に過ごしていくと困った行動もどんどんなくなっていきます。
犬を矯正するとか、しつけるなどの考えがなくなってくれたらいいと常に思っています。
ポイント
犬は本来賢く、穏やかで優しい生き物。
問題行動は多大なストレスが溜まったせいで犬は何も悪くない。
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