「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本
武田友紀著
飛鳥新社
HSPのことが最近よく取り上げられるようになりました。
この本はTwitterなどでよく取り上げられていたので読んでみることにしました。
いくつかHSPに関する本を読んでいますが、発達障害に含まれるのではないかぁというのが私の感想です。
感覚過敏などがあることと定型発達の人と感じ方が違うということがあるからです。
私もHSPかHSPでなかと言われればもろにHSPであると思います。5人に1人がHSPであるからそうなんだろうなと思いました。
参考になったなというものを紹介し、感想を書こうと思います。
p82
体が感じる小さなストレスに丁寧に耳を傾け、ケアすることで、「実は無理していたんだな」と気づくことができます。自分の状態を受け止めることで自分に鞭打つ頑張りが減り、心からやりたいこと思えることだけに注力できるようになってきたのです。
PONOPONOをし始めてから、私もゆっくり暮らすようになってきました。
そしたら小さな刺激というか、ちょっと騒がしいところにいった、買い物に行った、運転したというだけでどっと疲れてひと眠りしないと次の行動に移れないということが多々でてきました。これは自分が弱くなったのか。ちゃんと毎日働いていたときは自分はどうしていたんだと不思議に思いました。
22歳から29歳まで残業がどっぷりあり、休日出勤もしていたのに。そのときはストレスでおねしょをしたり、頭が割れるように痛くて寝込んだり、吐いたり、耳が聞こえなくなったりしました。極限状態まで追い込んで、小さな「疲れたよ。休んでよ」という体の声に耳を傾けなかったのでドカンと反動が来ていたのだと思います。
今はゆっくりして体のことを労りながら暮らしているので少し休憩だとか週に何回はゆっくり寝てゆっくりするとかできるようになったため、ドカンと不調がくることが激減しました。弱くなったのではなく、自然に戻ったということだと思います。
p129
先回りして相手を助けることは、必ずしもいい結果をもたらしません。
最初ヴェンさんをトレーニングしていときは私が先回ししてなんでも指示を出していましたが、ヴェンは何も分からずただひたすらストレスをためる一方でした。
また私の母、祖母も私が障がいがあるため先回りして私が困らないように何でも手伝ってくれたのでできないことがたくさんあります。
今は何でも練習したらできるを体感しているところです。
さきまわりして助けず、HeLpがきてから少しアドバイスをするだとか、相手の困り度で手を貸すのがいいのではないかと思いました。
HSPの人はほかの人を優先してしまうため、自分の好きなこと、自分のしたいことをしましょうということでした。
それはなにもHSPの人に限らずみんな自分のしたいことをしてストレスなく過ごせたらいいなと思います。
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