ルーちゃんは岡山に引っ越すのに一番心配していましたが、お庭に2つ秘密基地を作り、お部屋でもお気に入りの場所を4か所ほど見つけてお散歩を毎日楽しみに過ごしています。
私が心配していたよりもずっとずっと適応していて、一番適応できなかったのは私でした。
私が岡山でも楽しく暮らそうと思うことができるようになったきっかけはにっこりしながらルーちゃんがお庭の秘密基地ですうすう寝ていた姿を見たことでした。
山鹿のおうちは素敵だった。。。でも、ここでも幸せに暮らせるよねって思いました。
落ち込んだり、へにょへにょになったりするけれどいつもイヌネコさんたちが寄り添ってくれて、元気をくれます。
そんなルカですが4月にはじめ、左前脚の横の部分に急に小さなこぶのようなものができていました。
「あれ?こんなの前からあったかな?」とすごく違和感があったのですぐに病院に行きました。
針で細胞を取り、組織検査をしたのですが、その前に細胞に肥満細胞がたくさん見られるということだったので悪性の肥満細胞腫の可能性が高いという獣医師の見立てでした。
すぐに切除手術を行いました。こぶの部分から縦方向に約3㎝、横方向に約2cmおおきめにばっくりと切除しました。
こぶに対して、切除した傷があまりにも大きかったので驚きました。
切除した部分も組織検査に出し、低グレードの悪性肥満細胞腫ということがわかりました。
肥満細胞腫はいろいろな性質があるようで、進行の速度が速いものも、遅いものあるそうです。
肥満細胞腫の周りの細胞も組織検査をしてもらい、そこには悪性の肥満細胞腫はなく、とりあえず広がってはいないということでした。
大きな傷を糸で縫っていましたが2日目に糸を自分で抜いてしまいました。
傷が大きかったため、再度縫い直しをし、自分で糸を抜かないようにカラーをしてお父さんのTシャツを術後服にして傷口をカバーしていました。
カラーはルカはとても嫌そうでしたが、早くきれいに治るようにお願いをしました。
カラーもつけて、術後服もしっかり着用していたのにまたぱっくりと傷が開いてしまいました。
端は皮膚が癒着してきていたので、獣医師がホチキスのようなものでパチパチととめて処置しましたが、すぐにそれも外れてしまい、やっぱり再度縫ったほうがいいだろうということになりました。
何度も痛い思いをしてかわいそうでした。
そしてあとちょっとかなというときに、術後服の傷がある部分が湿っていたので見てみるとまた大きくはありませんでしたが、傷が開いていました。
これはまた傷を縫合するのかとすごく不安になりました。
お父さんが別の病院に行って診てもらったもうがいいと話したので、私もフリーズした頭を動かし、腫瘍学会に入ってて、評判のよさそうな病院を探しました。
引っ越してすぐに動物病院をいろいろ探してここはいいなと思ったところのひとつが当てはまったので電話をして診てもらえるか確認したところ、快く受け入れてもらえるようだったのですぐに連れていきました。
今までの組織検査の結果と熊本の動物病院からの引き継ぎ書を持っていき、傷を見てもらいました。
傷が開かないように硬めの糸で縫ってあるのでかなり皮膚が痛んで、また縫っても皮膚が持たないのでしばらく皮膚を休ませるということになりました。
洗浄して化膿止めを塗り様子を見ることになりました。
つづく。。。
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