苦手なものは避けるのが効果的
今日は個別相談を受けるときによくある質問をピックアップしてみたいと思います。
今回は「苦手なものは避けてもいいのか?」になります。
苦手なもの、怖いもの、犬が固まったり、吠えたりしてしまうもは、距離をとったりして遭遇しないようにして徹底的に避けるようすることがとても大切になってきます。
例えば、犬や人を見たら固まってしまったり、吠えたりしてしまうのであれば、人や犬を避けてお散歩をします。
いつも通りに歩けるところまで距離をとって遠ざかるようにします。
掃除機が苦手で吠えてしまうときも、お散歩に行っている間に掃除機をかけたり、ホウキや雑巾がけで済ませたりするようにします。
克服させようと意気込むのは逆効果
苦手を克服させようと、何度も練習したり、トレーニングしたりすると余計に苦手になってしまいます。
トレーニングなどで一見平気になったように見えても、犬はとても我慢しながら恐怖に堪えているだけなので、多大なストレスが蓄積します。
そのせいで体調不良を起こしたり(よくあるのはアレルギーやお腹を壊すこと)、咬みつきや吠えなどの問題行動になったりします。
苦手なものから距離をとっていると平常心で観察することができます。
近すぎるときは観察どころではなく、パニック状態で吠えたり固まっているので何が何だかわからない状況です。
自分に置き換えると苦手なものを他人から克服するように練習させられるのは苦痛ですよね。
自分が克服しようと思って、できることから練習をはじめ、そして少しずつ克服していくものではないでしょうか?
犬も同じです。
飼い主が一方的に「頑張ろうね」「これ大丈夫になろうね」というのは、犬にとっては心の準備もよく考える準備もできていないので色々悪いことが起きてしまいます。
苦手なものは避ける、怖い状況、苦手な状況に陥って犬が困らないようにしましょう。
なものは徹底的に避けよう。
練習したり、トレーニングしたりするともっと苦手になってしまう。
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