2021年5月4日(火)
今日ポストにお手紙が入っていて、写真が送られてきました。
4月15日に小さいころからお世話になっていたかかりつけの病院の奥様が亡くなったと連絡がありました。
このかかりつけの病院のご夫婦はずっととても大事に私をしてくれて、風邪を引いたときや発作が起こったときなどいつもお世話になっていました。
私の心臓病を見つけたのもこの医師でした。
風邪をひいたので病院につれていかれた私に聴診器を当てたらびっくりして飛び上がったそうです。その後すぐ、大きな病院へ救急車で行き、診察を受けることができました。
熱があって苦しんでいるとききれいなカップにいれた「魔法の元気になる水」と言っていつも飲ませてくれていました。
それがポカリスエットを薄めてキンキンに冷やしたものだということが分かったのは大学生で自分でポカリを薄めて氷を入れて飲んだときでした。
あ、これが魔法の水だったんだとちょっと感動したのを覚えています。
社会人になってしばらくして閉院されるときに花束を持ってお礼にいきました。そのときの写真をずっと飾ってくださっていたそうです。
孫のようにかわいがってくださいました。
閉院したあとも度々会いにいったり、お食事を一緒にしたりしていました。
ただこの2~3年は私の体調不良や手術だったり、コロナだったりでお会いすることができませんでした。
時々お電話しては近況を報告していました。
コロナが落ち着いたらご挨拶に行こうとずっと思っていたのにお会いすることができませんでした。
お通夜、お葬式はコロナのために参列できなかったのでお通夜のあとに夫と一緒に葬儀場の行き、お顔を見ることができました。
当日まで元気にされていたと聞き少し気持ちが落ち着きました。眠ったようないつものきれいなお顔でした。
たくさん私の話を周りの方にもしてくださっていたようで、やっと本人に会えたといろんな方から言われました。
たくさんの愛情をもらいました。
写真は閉院のときに撮ったものでした。
もう一度お会いしたかったです。
でもこうして今幸せに暮らしているのもこのご夫婦のおかげだと思っています。
とても夫婦仲がよくて、いつも尊重しあい、大事に想い合っているのが見ていてわかるのであこがれていました。
もう会えないけれど感謝を胸にいつも優しく微笑んだ顔を思い出していようと思います。
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