「グレタのねがい 地球をまもり、未来にいきる 大人になるまで待つ必要なんてない」
西村書店 著 ヴァレンティナ・キャメリニ 訳 杉田七重 解説 増田ユリヤ
今回は児童書を読んでみました。
児童書も分かりやすく簡潔に書いてあるのでとてもいいなと私は思っています。
グレタ・トゥーンべりさんのことはニュースやYoutubeによって知っていました。
15歳のグレタさんは地球温暖化がこのまま進めばほんとうに取り返しのつかないことになると知り、たった一人で活動をおこしました。
それまでにはあらゆる気候変動のことについて調べ、まずは両親を地球を害する悪い行いや習慣を変えるように説得しました。
両親はグレタに真摯に耳を傾け、飛行機を使わずに移動したり、自転車で移動したりするようになりました。
両親を説得できたならやれることは多いはずと金曜日に学校をストライキすることにしました。
最初はたった一人で行っていた学校ストライキもグレタの熱意をしってどんどん広がりを見せています。
このままでは地球温暖化が進むばかりで政治家や国を動かす中枢にいる人たちはどんなに警鐘を鳴らしても響かず、経済活動を優先していきます。
そんなことにはNOをつきつけるべきです。
グレタさんが行ったように「これをしないで」「この問題をもっとみんなで考えよう」と訴えることはとても大事なことだと思いました。
日本ではストライキやデモをするのは一部の人であまり習慣化がありません。
でもTwitterデモなどできることもたくさんあります。
大きなことはできないかもしれないけれど、まずはアクリルのスポンジをへちまたわしに変えたり、ごみを少なくする行いを各自考えてみるのはどうかなと思いました。
ひとつ残念なことはグレタさんが発達障害であることが大きく取り上げられていたからです。発達障害を持つからこの行動ができたという風に書いてありました。
すごい集中力を発揮したり、一つの問題をどんどん掘り下げていける能力はあると思いますが、特別扱いをしてほしくないなと思いました。
15歳のティーンが地球温暖化のことをよく考え、声をあげて、それが波及していったとうことなだけだと思います。
私も地球に負担のかからない生活を選んでいますが、もっとできることがあると思い、また続けていこうと思います。
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