おやつはしつけに使わない

おやつを使うしつけの落とし穴

よくしつけやコミュニケーションとしておやつ(トリーツ)を使ってのトレーニングをしようと勧められています。
おやつを使えば、犬は喜んで学習をするから犬に優しいと言われていますが、トレーニングやしつけにおやつを使うことはとても危険です。

おやつなど食べ物を報酬として何かをさせるというのは、犬の自発的な思考や問題解決能力が育たずにすぐにパニックになってしまったり、無気力になってしまいます。
犬(ほかの生き物も)にとって食べ物はとても大切なものなので見ると興奮してしまいます。何度も何度もおやつを使うと興奮の回数も増えます。
興奮は依存を生むのでおやつをもらうことばかりを考えるようになります。
おやつ依存はとても深刻でおやつをもらうために犬は行動するようになるので、のんびり穏やかに暮らすどころではありません。

飼い主にもよくない影響がある?!

また飼い主もおやつをあげることによって、犬の様子をみることが難しくなってきます。
犬の様子を見ることができないと犬の小さなボディランゲージを見落としてしまうので、コミュニケーションが取れなくなります。
またおやつをあげるタイミングやおやつの量に気をとられてしまうし、おやつがないと何もできない、何も解決しないということになります。

おやつを減らしていけばいいともいわれますが、一度おやつを使ってしまうと減らすことはとても難しいのが実情です。

またおやつは肥満にもつながります。
おやつを使ってしつけをしたり、トレーニングをすると悪いことしかありません。

おやつは「おやつ(間食)」として一緒においしく食べるもの、気分転換や楽しみに食べるものとして用いましょう。

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素材や食べやすさにこだわり、犬たちがにっこり笑って食べてもらえるものを作りました。
ぜひご利用ください。

ポイント

おやつ(トリーツ)を使ったしつけやトレーニングは悪いことしかない。
おやつは「おやつ(間食)」として一緒においしく食べよう。

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