2022年8月4日(木)
2022年7月30日心膜中皮腫という末期の癌になり、緩和ケアを受けていたはっちゃんが亡くなりました。
闘病し、通院しながらだったんので覚悟はしていたのですが、亡くなってしまったことに目の前が真っ暗になり、言葉に表せない悲しみが押し寄せてきました。
はっちゃんが具合が悪くなって、コロナも落ち着いていたので2回ほど雪音さんの車に乗せてもらい、はっちゃんに会いにいくことができましたが、
私も11月くらいに引っ越しなので夫は3回目にはっちゃんに会いに行くのは先にお金を貯めてからねという約束でオンラインの家庭教師がやっと決まり、「さあ、はっちゃんに会いに行こう」と思っていたらコロナの変異株がまた出て感染者が過去最高を毎日更新している状態でした。
少し様子を見ていたのですが、月曜日には飛行機とレンタカーでやっぱり会いに行こうと決めていただけに、なんでもう一度会いに行くことができなかったのだろうと悔しく悲しい気持ちでいっぱいです。
大事な人、イヌ、ネコなど、会いたいと思うとき、会うことができるときは積極的に会いに行かなければと思いました。
私はとても幸運で、ヴェンの咬みつきがひどくてPONOPONOを見つけ、カウンセリングを受けたときに、いままでやってきたトレーニングとの差に愕然としていて、色々なことがすぐには飲み込みことができませんでした。そんなときにグラさんから「実際にきてみて、落ち着いているイヌを見たり、お散歩のリードワークの練習をしたらどうかな」という提案がありました。
私は迷わずグラさんにおうちに行き、その後PONOPONOインストラクター講座を受けることを決めました。(今はシステム変更があり、アドバイザー講座になります。)
そのときにまだパピーのはっちゃんとグラさんのところにきたばかりのマルちゃんがいました。
インストラクター講座は続けてきたあまり間をあけずに来たほうがいいとのことだったので、1週間から10日ほど泊まり込みで毎月1~2回ほどグラさんのおうちに通いました。
その時まだパピーだったはっちゃんといつも眉間にシワを寄せてむ~んとしていマルちゃんに出会いました。
はっちゃんは本当に小さくて、最初はガウガウしていました。
お外でおしっこして、もう帰ろうというと「、まだ帰らないよ~」と暴れて手をカブガプと噛んで流血したこともありましたが、夜はベランダに一人で涼しく寝て、明け方になったら私の横で寝てくれました。
ご飯はモリモリ大盛りで食べて、お腹パンパンになってと思ったらお散歩した後にはぺったんこになっていたり、自分の身体の何倍もある棒を見つけて咥えて歩いたりしていました。そんな大きな棒を咥えていたら公園に植えてある木にぶつからないかなとハラハラしていたら、はっちゃんは道幅が狭くなり木にぶつかりそうになったときに、木の棒を縦に咥え直して通り過ぎました。この時の衝撃は忘れられません。
「はっちゃ~ん」というとどこからかピョーンと飛んできていつもにっこりしてくれました。
「ああ、ごきげんなイヌってこういうことなんだ」と私は理解ができたのです。
はっちゃん仲良くしてくれてありがとう。たくさん楽しいこともパニックになって困らせたこともあってね。いつも励ましてくれてありがとう。
はっちゃんのおかげでヴェンさんも笑うようになったんだよ。
お散歩もいつも一緒にいってくれてありがとう。とてもたのしかったよ。はっちゃんとお散歩してるときね、空気がキラキラしていたの。
たくさん楽しいこと教えてくれてありがとう。私を好きになってくれてありがとう。
私がまだリードワークが下手でいろいろ心配かけたり、はっちゃんとお散歩するのがうれしくて、石瓶の上から落ちたりしてすっごく焦らせたよね。
夜はお腹撫でさせてくれてたくさんお話したね。
私ははっちゃんが大好きで、とても大切だよ。これからもずっとずっと。
前は半年に一度は会いに行っていたけど、コロナや私の体調が悪くなって会えなかった時間がとても残念で仕方ないよ。
もっともっと会いたかったし、一緒の時間を過ごしたかった。
また一緒にお散歩したかったよ。でもまだ安定してお散歩ができてないんだけど少しずつ改善しているから、また一緒に心の中でお散歩してね。
今はマルちゃんやルルちゃんたちと一緒にいるんだね。みんなにもまたありがとう、大好きを伝えてね。
グラさんと一緒に暮らせて幸せだったね。
もうはっちゃんに会えないなんて信じられないけど、たくさん頑張って偉かったね。
はっちゃんに出会えたことは私の人生の幸福です。
大好きなイヌネコさんたちとの別れはいつもつらいです。悲しみも消えないけれど、たくさんの愛情とそして幸せを教えてくれたみんなはいつも心にいると思って、これからもずっと大好きです。
思いはいっぱいあるのにほとんど言葉にならないけれど、また会おうね。
[…] わたしは忘れていたが、当時うちに訪ねてきたソラさんも噛まれたとはっちゃんの追悼記事に書いていた。 […]