犬と言ったら「オスワリ」のイメージを変えてみて
犬と言ったら「オスワリ」。そんなふうなイメージがありませんか?
ご飯を食べる前にはオスワリ、お散歩の前にオスワリ、何かなくてもオスワリ。
オスワリ、マテ、フセができたほうがいいし、それを練習することによって飼い主との絆も生まれると言われています。
飼い主が発したサインによって犬がいうことを聞くことが絆になるというのはちょっとおかしな話です。
言うことを聞くことが絆になるなら、親子関係、友達関係、恋人関係に当てはめるとちょっと怖いことになりますよね。
言うこと聞いてくれないと親子じゃない、友達じゃない、恋人じゃない。。。これは絆ではなく、単なる支配関係です。
犬との関係も人間のいうことを聞くから絆が生まれるわけでなく、もっと感情を共有したり、楽しみを一緒に見つけたりしながら育むものです。
オスワリ、マテ、フセがなくても困らない!
そしてなんといってもオスワリもマテもフセも教えなくても、言わなくても全く困らない!
座りたいときには座るし、ゆっくり待つときは伏せます。
待たなければいけない状況では犬は自分で待つし、「ちょっと待ってようね」と小さい声でいうだけで伝わります。
オスワリ、マテ、フセを教えると犬が判断してしていることではないので、犬はわけが分からずに体の形だけを覚えます。
わけが分からずにやることは緊張するし、嫌な気持ちになったり、不安になったりします。
そのような状態なので、どうしても体に力が入り、カチコチの体になってしまうのです。
犬の体がカチコチの緊張状態ということはそれだけ負担になっているということなので、いいことはひとつもなく、ただストレスを与えてしまうだけです。
オスワリをしている犬の陰部を見ると、性器が緊張してむき出しになっていることがとても多く見受けられます。
こんなに負担をかけてまですることは全くありません。
教えなくても必要なときには、自分で判断して体勢を整えるので、犬に任せておきましょう。
〇ポイント〇
オスワリ・マテ・フセは教えなくていい。
むしろ教えないほうがいい!
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